【Vol.4】ノーコードで作ったホームページをブラッシュアップする方法
ノーコードで作ったサイトをプロ視点で改善する5つのチェックポイント
ノーコードで作ったけれど「これで大丈夫?」と感じている方へ
STUDIOやWix、ペライチなどのノーコードツールで、ホームページやLPを自作する方が増えています。コードを書かずに形にできるのは大きなメリットですが、「作ってみたものの、問い合わせや集客につながらない」という声も少なくありません。
この記事では、ノーコードで作ったサイトを「ちゃんと集客できるサイト」に近づけるための5つのチェックポイントを、Webデザイナーの視点から解説します。難しい専門用語はできるだけ使わず、今日から見直せる内容に絞りました。
チェック1:ページの表示速度は十分か
画像が重くて表示が遅くなっていないか
ノーコードツールは、簡単に画像を配置できる反面、サイズの大きい画像をそのまま使ってしまいがちです。表示速度が遅いと、せっかくアクセスしてくれたユーザーがページを開く前に離脱してしまいます。
まずは、メインビジュアルや大きな画像のファイルサイズを確認し、画像圧縮ツールやノーコードツール内の圧縮機能を使って軽量化しましょう。画像形式をWebPなどに変更できる場合は、あわせて検討するのがおすすめです。
不要なアニメーションや装飾が多すぎないか
スクロール時のアニメーションや動画背景など、リッチな表現を簡単に追加できるのもノーコードの魅力です。ただし、多用しすぎると表示が重くなり、読み込みに時間がかかる原因になります。
「本当に必要な動きか」「なくても内容は伝わるか」を基準に、アニメーションや動画を取捨選択していきましょう。動きを減らすだけで、体感速度が大きく改善することもあります。
チェック2:ファーストビューで「何のサイトか」伝わっているか
一番上のエリアで、誰に何を提供しているか分かるか
画面を開いたときに最初に見える「ファーストビュー」は、サイトの印象と離脱率を大きく左右します。ノーコードのテンプレートをそのまま使うと、写真はきれいでも「何のサイトか分かりにくい」状態になりがちです。
ファーストビューの中に、「誰に」「何を」「どう良くするのか」が一文で伝わるキャッチコピーを配置しましょう。あわせて、サービス内容がイメージしやすい写真やアイコンを選ぶと、ユーザーがすぐに理解できます。
ボタンやリンクの行き先が明確か
ファーストビュー内のボタンに「詳しく見る」「お問い合わせ」などのテキストを入れている場合、その先で何ができるのかが分かるようにしておきましょう。
「サービス内容を見る」「無料相談はこちら」など、クリックした後のイメージが湧く文言に変えるだけでも、行動してもらいやすくなります。
チェック3:導線設計が「ゴール」までつながっているか
問い合わせまでのステップが複雑になっていないか
ノーコードツールは、ページやセクションを簡単に増やせるため、気付くと情報が散らばってしまうことがあります。その結果、「どこから問い合わせすれば良いのか分からない」サイトになってしまうことも珍しくありません。
まずは、ユーザーに最終的に取ってほしい行動(お問い合わせ、予約、資料請求など)を1つ決めて、そのゴールに向かってページ構成を整理しましょう。途中の説明が多すぎる場合は、重要度の低い情報を下部にまとめるのも有効です。
重要な場所にしっかりCTAが置かれているか
CTA(行動喚起ボタン)は、見てもらいたいタイミングで適切に配置することが大切です。ページ最下部に1つだけ置くのではなく、サービス説明の終わりなど、ユーザーが「良さそう」と感じたタイミングでもボタンを用意しましょう。
ボタンは、周囲の色としっかりコントラストを付け、テキストも「お問い合わせはこちら」「無料で相談してみる」など、行動内容が分かる文言にしておくとクリックされやすくなります。
チェック4:スマホでの見やすさ・使いやすさ
スマホ表示で改行やレイアウトが崩れていないか
ノーコードツールは基本的にレスポンシブ対応ですが、PCで見たときは問題なくても、スマホで見ると文字が詰まりすぎていたり、画像が大きすぎたりするケースは少なくありません。
実際にスマホで自分のサイトを開き、見づらい箇所をチェックしていきましょう。行間や余白を広げる、画像のサイズを調整するなど、スマホ優先で整えていくことが重要です。
ボタンやリンクは押しやすいサイズか
スマホでは、指でタップするため、ボタンやリンクが小さすぎると誤タップやストレスの原因になります。特に、電話ボタンや問い合わせボタンは、しっかり指で押せるサイズを確保しましょう。
テキストリンクも、1行に詰め込みすぎず、十分な余白を取ることで、操作性が大きく向上します。
チェック5:最低限のSEO設定ができているか
ページごとにタイトルとディスクリプションを設定しているか
ノーコードツールの多くは、ページごとにタイトル(titleタグ)やディスクリプション(meta description)を設定できる機能を備えています。初期設定のまま放置していると、検索結果で何のページか分かりにくく、クリックされにくくなります。
各ページのタイトルには、狙いたいキーワード+内容が分かる言葉を含め、ディスクリプションにはページの要約とベネフィットを簡潔に記載しましょう。サービス名や地域名を入れるのも有効です。
見出し(hタグ)で内容を整理できているか
長いテキストをただ並べるだけでは、ユーザーにも検索エンジンにも内容が伝わりにくくなります。見出し(h2、h3など)を使って、章立てを行いましょう。
例えば、「サービスの特徴」「料金」「よくある質問」など、大きなまとまりごとにh2を使い、その中の小見出しにh3を使うと、読みやすさとSEOの両方でプラスになります。
ノーコードで作ったサイトは「作って終わり」ではなく「育てていく」
ノーコードツールは、誰でも手軽にサイトを持てる一方で、作っただけではなかなか成果につながりません。大切なのは、公開後に少しずつ改善を重ねていくことです。
今回ご紹介した「表示速度」「ファーストビュー」「導線設計」「スマホ最適化」「SEO設定」の5つをチェックするだけでも、ノーコードサイトの弱点をしっかり補うことができます。
「この先はプロに任せたい」と思ったら
「チェックしてみたけれど、どこから手を付ければいいか分からない」「ビジネスの顔になるサイトはプロに整えてほしい」という場合は、プロのWebデザイナーに相談するのもひとつの方法です。
ノーコードで作ったサイトをベースに、デザインのブラッシュアップや導線設計、SEOを含めた全体の見直しを行うことで、よりビジネスに適したWebサイトへと育てていくことができます。気になる点があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
align design laboでは、目的に合わせた最適な導線と、価値を最大限に引き出すデザインで、ビジネスを支えるWebサイトを制作いたします。お気軽にご相談ください。